超特急に乗って

新世界に来た人の記録

B9 の記録

【B9 Unlimited】

2023年7月15日のオリックス劇場に乗車した。

新世界と違ったのは、何よりも声出しが解禁になったことだった。

 

声出しありの超特急のライブは、この時が初めてだったので、どんな雰囲気になるのか、私はコールで声が出せるのか、周りの席の人で嫌な気持ちになったりしないか、不安が2割くらいあったけど、それよりも圧倒的に楽しみな気持ちが勝った。

 

一度ミュージカルを観ようと誘われて、オリックス劇場に来たことはあったはずだったが、最寄り駅からしっかり迷子になり、焦って大汗をかいて会場に向かった。

汗だくで到着して、席に着くころには開演の20分前を切っていたように思う。

 

オリックス劇場の1階、2人席で目の前が通路というありがたい席だった。事前に席を調べていたのでびっくりはしなかったけど、2人席って結構珍しいのではと思った。

 

すでにお隣の方は来ていて、同じく単番乗車のようだった。

すみません…という挨拶だけして着席し、カバンから青いペンライトを出して準備していたら「カイくん推しですか?」と話しかけられた。なんとありがたすぎる声かけ…涙

 

「そうです!」と言ったらそのお姉さんも「私もカイくん推しです」と笑って、青ペンラを8本くらい見せてくれて最高!と思った。

9人メンバーいるのに、唯一のお隣がカイくん推しなんてかなり運が良かった。

新世界が初乗車だったので声出しのライブが初めてなこと、2桁メンバーのことなどを話していたらすぐ開演になった。

 

声出しありのライブ、超超超たのしかった!!!!

コール声出してないと思われるかなとか思ってたけど、正直周りがどんな声出してるとかあんまりわかんないし、わかる曲では気持ちのままに叫んでいいし最高だった。

「カイくんNO.1!!」と自分の思いの丈を声で伝えることがこんなに気持ちいいのかと思った。

あとfanfareって本当に大好きな曲だ。超特急があんなに多幸感溢れるfanfareを披露してくれて、私はなんでも頑張ろうと思えたよ。胸がいっぱいになって少し泣いた。

 

ハルくんのかわいいMCで「かわいい!」と言っても大丈夫、リョウガくんのおもしろMCでワハハと大声で笑っても咎める雰囲気はない、コロナ禍ってほんとに静かだったんだと思った。マスクはしていたけど、会場の雰囲気がとにかく明るくてうれしかった。

 

客降りがあって、目の前の通路をタカシくんやシューヤくんが手を振りながら歩いてくれた。もっと歓声を出せるかと思ったけど、あまりにきれいで発光していて、小さな声でヒェ-(かっこいいいい)と言いながら手を振ることしかできなかった。

後ろの席の人たちはタカシくん推しだったようで、タカシくんはちゃんとその人たちに気付いて目を合わせて手を振っていて、その時のタカシくんの表情が本当に女神さまのように柔らかく美しくて、いまでも心に残っている。あとタカシくん顔が小さすぎて異次元だった、脳みその感覚がおかしくなりそう。

とにかくあんなに近くで超特急を見たのは初めてだったので衝撃的で断片的に焼き付いた上記のような記憶しかない。(カイくんは反対側のお席方面を回っていたようだった。)

あとリョウガくん推しの子の近くをリョウガくんが通った時、リョウガくんが「ありがとな!」みたいな感じで目を合わせてヨッて手を挙げて挨拶?していて、そのリョウガくん推しの子が膝から崩れ落ちていた。うれしいとかよりも先に体が脊髄反射してる感じが良かった。

 

ライブで初めて聞いた曲の中では、Before Dawnがとても気に入って、新世界後のネバギバのように、ライブが終わったあとしばらくずっと通勤中に聞いていた。

 

2回目の乗車までかなり長かったけど、あいた期間を埋めて余りあるほどの元気をもらった。

オリックス劇場前の公園で、余韻に浸っているたくさんの8号車さんを横目に、ふらふらと帰路についた。