【新世界 NEW WORLD】
2022年12月25日の大阪城ホールで初乗車した。
大阪城ホールみたいな大きい場所でのライブに行くのは初めてだった。
コロナ禍で声が出せない中でのライブなので、コールができなかったらどうしようという心配はなかったけど、あまり曲を知らない状態で楽しめるだろうかとか、ライブに集中できなかったらどうしようとか、不安な気持ちと楽しみな気持ちが半々くらいだった。
初めて買ったカイくんのタオルで雨をしのぎながら、大阪城ホールの開場を待った。
2階のスタンド席に着いたのが開演の20分前くらいで、周りは結構埋まっていた。
親子で乗車している人や、単番乗車らしきスマホをいじってる人、「アロハくんの交換成立した!行ってくる!」と言って外に出ていく人、たくさんの人がいた。
周りに話しかける勇気はなく、単番乗車での緊張が限界突破して、スマホの電源を草々に落として黙って座っていた。
会場が真っ暗になって、周囲の人たちが一斉にペンライトをつけて立ち上がったので、私もそれに倣った。イントロの、新世界のロゴマークの線路の映像を、夢の中にいるようなふわふわした気持ちで見ていた。スモークの中からフードを被った9人の姿が見えてきて、胸が高まって涙が出た。あの時の気持ちはずっと忘れないと思う。
そこからTRAINが始まって、タカシくんとシューヤくんの歌が、7人のダンスが、胸にギンギンに響いて衝撃を受けた。
知らない歌がやはり何曲もあったけど、まったく退屈になることはなく、ライブを最後まで楽しんだ。特にネバギバが心に残って、Twitterで調べたセトリ情報をもとに、その曲が「超ネバギバDANCE」という曲だと知り、それから毎日通勤の時に聞いていた。そして、のちに私の転職のテーマソングになるのだった。(笑)
トロッコ曲でユーキくんとリョウガさんが乗ったトロッコがかなり近くまで来たけど、まばゆすぎたのと「超特急ほんとにおるわ」というあたりまえ体操な感想しか出てこず。
初めて聞いたCead Mile Failteがすごく好きだったのと、そこからFeel the lightの流れが、神聖な儀式を見ているような、印象に強く残った。
アリーナツアーの最終日だったので、ライブの最後に次のツアーであるB9の開催発表があって、周りみんなマスクからキャーといううれしい声が漏れ出ていた。
私も、「次も絶対に行きたい」と強く思って、帰りの電車で即オリックス劇場を予約して、余韻に浸りながら帰った。
なるべく自分の言葉でレポを書きたいと思ったけど「ああ、ほんとに良かったな…」が繰り返し出てくるばかりで、Twitterでよく見る神レポ主さんたちは、ほんとに自身の気持ちを言葉にするのがうまいなと思わされた。
余韻がほんのり残ったまま年末を迎え、ももいろ歌合戦のバッタマンを見て、ライブ最高だったなという気持ちがよみがえって興奮した。一度現場で超特急からのエネルギーをもらうと、思い出というエネルギー源ができるんだと思った。
新世界からB9の乗車まで、約7ヵ月参加できる現場はなかった。
(というのもB9までの間に転職したり、私生活でもいろいろあり…)
ツーショイベントやオントーに応募すらもできなかったけれど、B9リリース時のProgress8号車の日のライブDVDや、イベントに参加した人のレポを見ては楽しく過ごしていた。
B9の思い出も一緒の記事にできると思ったけど、思いのほか長くなったので次回はB9について書く。